2017年8月31日木曜日

ポジション

12限19560S。これは短期分になると思う。

米国株、強気の蔓延は2007年来

株の上昇が極めて堅調でその期間が長くなる程、一方的に強気形成され易くなる。そこに例えばファンダメンタルズが良好だと解釈された場合、例え今の資産価値が割高であろうと、政治が停滞しようが、ハリケーン被害による保険会社の大規模な株売りが出ると観測されても…上昇のウェーブに乗り遅れまいと競ってポジションを取るようになる。

今起きている事だが…

80%の米国人は株は下落しないと信じている。

そして実際にダウ先物ポジションを極めて過大にロングに傾ける。

そういう祭りの結末は、いつもだいたい同じだ。希望に満ちあふれた米国株式市場。米国人皆が“株は上がる”そう信じている。“皆が”。

ポジション

19460L→19670C

こんで全部のロングをクローズ。後は比較的小規模なショートが幾分、下方に。ゆっくり様子見ますかな。
今の場所は25MA上で日足ストキャスバリバリのところ。週足は全然下にあるんだけどね。月足は逆に高い位置に。下げて上げて下げるんじゃねw(てきとー)

因みにですね、4月の急落の後は余裕で25MAやストキャス無関係に上げてます。コレ。

サイコロ

月足サイコロが75迄過熱してきて、降り始めるとそれなりに調整を挟むという単なる現象論。どうでも良い?

サイコロとか普段全然見ないけどナw

それより、“わが社の株は高い”そう考えている企業が増えた。
そして自社株買いは減っている。

ポジション

19460L→19620C

ロングは1枚(それ必要?w)を残して小さなショートポジションオンリーに。GDPも良かったので積極的に売りに入る気にもなれず、様子を見る事に。

それと4月の北朝鮮からの復活チャートが鮮明でショートに躊躇中。無いとは思ってるんだけどナ。
確信より規律を優先すべきだ

2017年8月30日水曜日

個別・セクター別想定為替レート

個別・セクター別想定為替レートをまとめてくれているブログ。素晴らしい努力。

http://kabu-ringi.com/exchangerate2017

次は円高サイクル

市場のサイクルについて重ねて書いてしまっているが、当然ながらそれは重視している事象のことだ。

景気循環から株式、為替市場へのサイクル適応の妥当性は理解できると思うが、長期スパンの理論であるが為に近視眼的なトレードをしているとサイクルなどと言うのは実感出来ないばかりか、法則を完全に無視したトレードを平気で導入してしまう。

示すのはドル円の長期サイクルだ…


概ねドル円は8年サイクルで回るとされている為に、解釈が困難な様に見えるが更に長期間のチャートにすると違和感は無くなる。2016年のドル円下げ迄を1サイクルと数えるよりも、金融政策の連続性を見る限り、8年サイクルがやや引き伸ばされていると見る方が妥当だ。

各国の中央銀行捨て身の、非伝統的金融緩和はいつかは閉じなければいけない。米国は既に先を走っているという事により、次の“約”8年サイクルは他国が米国に遅れて追随する事になる。日本もだ。

ポジション

19290L→19330C

昨日の晩組成したロングを利益確定。25MA19700円辺りまでは戻す可能性は一応視野。ドル円MACDシグナルを上抜くも25MA付近で予断許さず。

元々需給の悪い8月~9月相場に懸念すべきイベント有り、でどうも全力リスクオンとはなり難い気がしてならない。

ポジション

19290L→19250LC

両建てしてあって利益確定した方の片割れの半分をロスカット。少しずつ確実に利益とっていこう。

米国ほぼ全戻しまでオープンから瞬間だった。欧州で更に下掘ってからのV字フェイント。凶悪すぎる。ナメてたら奥歯ガタガタ言わされるぜ。

S&P500 mini

日経チャートは前回北朝鮮リスクで下げた後のV字回復が脳裏にちらつく。同じ北朝鮮問題だけに多分皆。という事は明日は本邦勢の買い戻し相場になるのか?
いや、そんなに簡単な事だろうか?問題はミサイル以外に多くある。それが問題だ。

追記:
勢いは維持されていてドル円に引き続きMACDGCも視野に。19290Lを組成し、再度均等の両建て。やや説明するのに複雑なポジションだが、オプショントレードは現時点では控えておきたい故にLS使い分けに。

2017年8月29日火曜日

暴落を予想するということ

バブルが弾けるキッカケを説明する事はとても難しい。例えば、2000年ITバブルの崩壊は何がトリガーイベントだったのか?を明示できる投資家はいないだろう。

サブプライム、リーマンSが無くても、巨大な崩壊は起こりうる。過熱した投機の蓄積から、ある時(多くの参加者にとっては急激に)総崩れとなる。

だからcycleはファンダメンタルズと同時に重視すべきで、“暴落前は常に明るい”という事を理解し、理性を利かせてくれる。



このブル相場は金融緩和によって引き伸ばされた過去2番目に長い景気拡大だ。レバレッジの拡大は資産に傾いていて、経済低成長下の異様な株高を低金利が支えている。

市場の動向は次第にファンダメンタルズから解離して、モメンタム依存的となる。当然、モメンタム投資の隆盛はチャートに現れる。“やり過ぎ”が目に見える形で描出されるのだ。


ポジション

ポジション調整。ヘッジショート開始、12限19,130S、16時開示の空売り比率は40.8%に低下。ザラバは買い戻しによる堅さだったろうか?ーー両建て実施。

19,240Sを貼っていたのだが、残念ながらギリギリ成立せずの結果。


SP500先物が75MAを下抜いてきた事もあり、慎重に振る舞いたい。北朝鮮とは別に米国株のバリュー調整なら相応の下落に繋がる可能性も。

ポジション

19290S→19180C
一旦ショートを全て手仕舞い。何かあればすぐにショートは放り込む予定。このまま落ち着くかどうか?CMEが見に行った19045、現物は意識するだろうか?


結局CMEは長い髭をつけて陽転中。


ポジション

19290S→19150C
ショートポジションの半分だけを利益確定

バブルと個人投資家

北朝鮮ミサイル恐ろしいね…頭を手で覆って低い姿勢になれと言う。まるで無意味だと思えてしまう。

まあテーマは逸脱するが…

1989年12月29日経平均株価は算出開始以来の最高値(ザラ場38957.44円)を記録した。いわゆる日本バブルの最頂点だった訳だ。その後、30年もの歳月が経過したが、日経平均は未だに当時の株価の半分だ、バブルは投機を生み、最後は悲惨な顛末を迎えた。




この日本バブルの最頂点で大幅に買い越したのは日本人個人投資家で、その後日本株は30年低迷が長期化している。バブルの高値で掴んだ個人投資家はもう低成長国家の株を高い位置で買うことをしなくなった。例え、日銀が捨て身とも思える緩和をしていて、EPSが1400円を超えて、歴史上最良の業績であり、PERは13台を記録していたとしても、だ。



これは日本株投資で大きな損失を被らない為の群衆心理的な防衛手段なのかも知れないが、個人投資家は再び大きな過ちを犯している可能性がある。

“米国株”なら伸び続ける。今一度その神話の確度について考えてみるべきだ。過去はその様な事実はあった。今後はどうだろうか?




日本人が大挙して米国株を買っている、記録的、圧倒的高値圏にあり、利上げ段階にある今。

2017年8月28日月曜日

ゴールドマンサックスポジション

GSのポジション、週末値の固定から本日の手口を足し込んだ数字。

・225 -24216売り越し
・TOPIX +63693買い越し

随分総合ポジションが下方へ修正されています。JPモルガン、アムロから建玉移管またはギブアップでかなりの売りポジションが移動してきた。

225の売り越し規模は今後要注目。経験上、3ヶ月前後の株価の先行指標性能高い。また相場が荒れる少し前、建玉移管や大口クロスの連発というのは良くあること。

ボラが次第に高まる可能性ある。


ポジション

ポジションを修正

9限19460Lを追加、両建てに変更
今一つ波に乗り切れないトレード。

・eワラントPCレシオ0.7
・空売り比率42.5%



空売り系トレードの巻き戻しを嫌がってのポジション。米先強いが、今晩上げるのか?日先チャートはMACDが低い位置から上抜きを試したそうな位置、25と75maの解離がそこそこ有り。


ポジション

12限19,290S組成。
今晩は小動き想定、空売り比率42.5%は売り方には不安要素も脆弱そうなチャート判断で。

FDICが発表した四半期報告書によると、6月末現在の銀行など加盟の金融機関全体の融資とリースの残高は、前年同期比わずか3.7%の増加にとどまった。3四半期連続で伸びが減速し、2016年の伸びと比較すると6.7%減少している。


景気拡大のピークアウトを示唆してはいないか?…政治的混乱の中、決断したファンドはある。

“フィンランド最大の民間年金基金、6兆円運用する年金基金が米国株の比重を落とす”


ポジション

12限19355S→19290C
一先ずザラバは1度利益確定

①日銀介入ペースが8月既に8回という事で今日は介入してこないだろう、と投資家は読む

②短期トレーダーのデイショート

③ショートカバー

こんなパターンを想定してw殆ど妄想の世界。再度後に売りなおす予定。stock gateによると日銀介入確率は17%


なお前場TOPIXの下落率と日銀介入確率の関係は以下の通り

インサイダーセル

FT紙




ウォールストリートのアナリストは、米国大手銀行の株式を購入するように、今年一年間投資家に促し続けてきた。

しかし、ウォールストリート自身は無視している。

Bloombergが追跡した開示情報をFinancial Timesが分析にしたところによると、米国トップ6銀行の役員および取締役会メンバーは、今年、彼ら自身の銀行株式の一貫した売り手であった。

6つの銀行ーーJPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴ、シティグループ、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー ーーこれらの取締役は年初からオープンマーケットで9.32百万株の純資産を売却した。 4月のウォーレン・バフェットのウェルス株式の大規模なダンピングを排除しても、インサイダーによる株売りは約14対1で売り越している。

大手銀行経営陣、記録的自社株売り。自社アナリスト達は買い推奨。

少数支配層は常に利用する、力なき大衆を。

2017年8月26日土曜日

雑談・ジャクソンホール

ジャクソンホール合間の休憩時間、日欧米の中銀トップが仲良くお散歩。うわべだとしてもホンワカ出来る風景。


作者は分からないんだけど、こんな素敵な画像がネットで出回っていたw投資家にはホンワカなんて程遠い世界。

実際は、金融政策には触れないホンワカ路線でした。“今回は”ね。

http://www.financialpointer.com/jp/エラリアン:ローフレーションの過信/

今回も資産価格を下落させるような引き締めはしないだろうとの楽観が米市場にはある。
実際、ジャネット・イエレンFRB議長が今週のジャクソンホールでの講演で金融政策に触れなかった時、それが予想されていたにも関わらず、市場はハト派的なメッセージと捉える反応をした。

ジャクソンホール前には多くのFRB高官がバランスシート縮小・利上げを市場に織り込ませようと発言を続けていたのにである。
あたかも講演前からそう反応することを用意していたかのようだ。

エラリアン:
「FRBは金融不安定化のリスクについて言及を増やすだろう。それが将来の経済成長を損ねるため、FRBは重視している。FRBが目下の金融不安定化のリスクについてどれだけ考慮しているかについて、市場はあまりにも楽観的なように見える。」

ビルロビンソンさん有難うございました

ロビンソンさん、ありがとう。あなたは、忠告や介入をすることも無く、ただ私たち知識のない者に真摯に向き合っていてくれた。ご恩は忘れません。

ビルロビンソンさん、あの掲示板が無ければ交わることなき遥か遠い世界にいるエコノミスト。 

偉大なる私達の指導者よ。


2017年8月25日金曜日

ポジション

イエレン
「行き過ぎた楽観は、遅かれ早かれ修正されるリスクがある」

LMCIを公表しなくなったことを思い出せ。イエレンは利上げを織り込ませたいハズ?12限19355S、円からみた為替要因は悩ましいところだか、幾分売り目線に変更。

○追記
結局、イエレン&ドラギは金融政策について触れず。ドル指数はジリジリ下がった、2年ぶりの水準。


速報ニュースによると北朝鮮ミサイル発射か…休み中のトラブルはマーケットリアクション見れないから深刻度が伝わってこない。いや、本当に深刻なことなんだけどナ。

ダウ短髪ながら上髭形成

SP500は25MA~75MAのレンジを往復、現時点では、上抜けて来る様なイメージは持てない

NQ100はSP500と似ているが25MAが多少抵抗する印象

資金流出、10週連続300億ドルという規模は2004年のレベルを超えている。

今宵、迷う次に取るべき投資行動

耐久材サージの後のサイクルは懸念、一方過日の小売りの上方修正はいまだに鮮烈で、今年はここ10年で最も判断に迷う年だ、多分。ただ言える、資産バブルは生じている、その点は間違いない。

世界中、景気は良いままだが株価は安いという理想的な押し目を待ってる。でもそんなのは絶対存在しないし、決して自分のものにならない。私達にできる事はリスクを理解し、“よりベター”な環境を探しだすことだけだ。パーフェクトオーダーなんてのはチャートにしか存在しない。


ポジション

19490L→19500C
IRターゲット19500に到達したため利益確定。早い仕掛けで失敗したポジションの回収に成功。ジャクソンホールで動意づくまで様子見。

Twitterで見た個人投資家のよく分かる気持ち↓


年収1116万円じゃ家なんて買えない、高騰する米住宅価格

「米国のほとんどの都市では、年収10万ドル(約1116万円)の家庭は持ち家を購入する余裕などありません」

https://wired.jp/2017/04/29/year-housing-middle-class-cant-afford-live-cities-anymore/

最近の住宅販売の不調は、高過ぎる住宅価格と関係していると報道されている。販売がやや不振だとしても原因は少し異質なところにあると考えておいた方が良さそうだ。



年収1,000万円でも家賃を払えない現実。

サンフランシスコは全米で最も厳しい都市計画法を持ち、ほとんどの地域で住宅価格が上昇しないよう規制している。しかし、2016年には、月額3500ドル(約38万円)という平均的な家賃のアパートを借りようとすると、初期費用はたいてい12,000ドル(約134万円)を超えた。契約月と解約月、2カ月分の家賃に加え、敷金と仲介手数料も請求される。




これ見ても、資産インフレがそんなに羨ましいかね。日本、住みやすいよね。

イエレンダッシュボードLMCI非公表に…

FEDが開発し、イエレンが重視し、過去景気後退を感度高く知らせたLMCI の公表がストップしている。

何故?悪化しているから?と疑ってしまいそう。臭いものには蓋を?…まさかそんなね。

これが、LMCIの予測能なのだが…この素晴らしいツールを非公開としてしまった訳だ。

利上げに不都合な事実を見せた
イエレンダッシュボードは8月、消された

利上げを進める暗示なのだろうか?

2017年8月24日木曜日

私の好きな記事、投資理論

Zero Hedgeから

1.株価はサイクルで動く。終わり、つまり株価の見直しは
大抵、急激でまた、力強い。

2.暴落と最初の反発では、多くの株は非常に強い連関を見せる。一般に、ベア相場では銘柄間の相関は高い。

3.トレンドに従ったトレードをしろ。抵抗が少なくできるばかりか、また、最良の利益確定の機会を提供しうる。トレンドを把握するシンプルな方法を持て。

4.間違うこともある、間違いをそのままにするな


5.マーケットコンディションがパーフェクトである時はない、そのようにもし見えたら、エクスポージャーを縮小し利益確定をする事が好ましい。心にとめよ、常に相場を張る必要はない。良いセットアップでないと思えた場合、客観的に見つめろ。


6.もし多数のマーケット参加者の動機を理解出来れば、その人々の投資行動を予想できるだろう。テクニカル分析では動機や意図を多く理解できるだろう。


7.最初の損失はしばしば最良の損失である。誰も常に正しい投資行動は取れない。市場参加者が正しい行動で巨大な利益を上げられるのは時間軸で30%程度だ。投資に確信を持つことは良いが、規律ある投資行動が、確信よりも優先されるべきだ。


8.楽観論も悲観論も株式市場では広まる。投資家心理はしばしばロジックを失い、感情的になる。メディアや値動きがムードを醸成する役割を果たす。

9.PEratioは将来の期待や確信のインディケーターである。PEratioには投資家の熱狂や悲観が反映される。

10.あなたがどのように賢くても、良い投資アイデアがあっても、株価が安くとも、マーケットがあなたに同意しなければ投資は報われないだろう。投資の期間、時期こそ重要だ。


これらはまさに、金と投資の現実に根底をとどまらせるためのリマインダであろう。これらの極めて重要な事柄は瞬間の興奮によって失われやすいが、残酷な現実に立ち戻る時、高価な代償を支払うことになろう。

宮田直彦さん(MUMS)

(底入れか) 4 月 27 日に 127.41%だった TOPIX 騰落レシオ(25 日)は低下傾向(5 月 30 日は 94.23%)。またこの日の日経平均RSI(14 日)は 37.8%へ低下した(5 月中旬には 70%を超えていた)。TOPIX は一時 1731 まで下げ...