日経平均の 4月からの上昇は(3)-3 波(サード・オブ・サード)であり、9月 8 日安値(19239円)からの上昇は(3)-3-iii波(サード・オブ・サード・オブ・サード)に位置づけられる。
11 月 9 日は高値波乱の展開となった。この日、高値(23382 円)から安値(22522 円)まで、日経平均の日中下げ幅は一時 859 円となった。
この日は偶々、昨年の米大統領選で日経平均が急落したときから 1 周年だった。
この日は売買代金が約 5 兆円と 3 年ぶりの大きさに膨らんだ。また、この日のローソク足は｢コマ｣(短い実体部分の上下に長いヒゲを持つ形)となった。これは利食い売りと押し目買いが交錯していることを示す。
この日の高値を以て(3)-3-iii 波は終了し、(3)-3-iv 波のスピード調整に入ったかもしれない。そうであれば、iv波は 22404-21800 円(9 月からの上昇幅＝4142.63 円に対する 23.6-38.2%押し)へ調整する、その後には(3)-3-v波の上昇が続くだろう。
11 月 9 日の高値(23382 円)を上回ると、次は 24000-25000 円試しが視野に入る。
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