2017年10月19日木曜日

おかしな数字

バブル期以降、逆張りで生き残ってきた個人投資家のDNAにしっかり売りが刻まれている様でこれだけの上昇があってもやはり変わらず信用売りを重ねるのであった。

10/13
▶️信用売り残 1兆509億円
▶️買い方評価損率 -8.69% 

…この数十年ぶりの株高で評価損率が改善しない。個人投資家、何を買ってるんだ??

小型新興株?

或いは…これか?

2017年10月18日水曜日

日本株を正しく評価する事が難しくなってきた、その理由

鳴り止まない悲観のビート。依然として空売り比率39.3%。突如訪れた日本株の変質の可能性。ゲームチェンジを唱えるアナリストの言葉に少しの真実味。ただ、米国のバブルと同じタイミングでやって来ているので正当な評価が、かなり、難しい。そして日銀には株買いを止めて貰い、日経の正当な力を見せて貰いたい。

日本企業は為替依存体質から脱却しつつあり、収益力は高まっている。株価はバブルの半分程度だとしても企業利益の規模は比較にならない実力が醸成された。


日本にはFAANGの様な存在が無い為に、いつまでも経過してもトヨタ依存の従来産業主体的な構造を指摘できる(こういう構造はPERが高くなりにくい)。が、驚かせる様なイノベーションは無くとも…単に、海外生産比率を高めた結果でも、為替耐性として業績に現れている側面もある。日本お得意の「カイゼン」だ。


ポジティブリーズンがある一方で、日銀のパーフェクトプロテクションが割高を形成していると表現する事もできるし(推定1,000円)、日経平均の構成価格のおおよそ半分は米国株由来だと推定される。


同時にやって来ているのは米国バブルの様な事態で米国株価は世界的に見ても異常な伸びを示している上に、バリュー拡張による株高感が顕著だ。日本株も当然その恩恵を受けているのは疑いようが無い。


しかも税制改革期待プレミアムまで乗っているとすれば(強気モメンタムは過去最高)、米国の尻尾たる日本株をどのように評価するべきなのだろうか?





そしていつもの強気論者はここぞとばかりに吐き出す。これからは日本株が為替を動かす?それは言い過ぎだろうと思うが、米国株から日本株が少しずつ独歩していく可能性については、どうだろうか。

今まではそんな姿、見えなかったけども。


豊島さん:
米連邦準備理事会(FRB)議長人事が決定後の円相場変動要因としてヘッジファンドがひそかに注目している材料が「日本株高」だ。FRB人事が決まっても、米連邦公開市場委員会(FOMC)は合議制であり、2018年の利上げ回数や資産圧縮ペースについては、依然不透明感が残る。

 そこで、新たな要因として日本株高が意識され始めたわけだ。欧米市場で、長く欧米株高に劣後する「日本病」のレッテルを貼られてきただけに、日本株上昇という要因は新鮮味がある。

 FRB人事にウォーシュ氏やテイラー氏などのタカ派が任命された場合では、ドル高・円安に振れるだろうが、日本株高は、その円安傾向を更に助長するシナリオが考えられる。


一方、パウエル氏やイエレン氏再任となれば、ドル安・円高に振れるだろう。その場合は日本株には下げ材料になろう。しかし、為替離れの傾向が顕著な今回の日本株高トレンドの中では、日本株安も限定的と思われる。それより、日本株高が醸成するリスクオン効果により、「安全通貨」としての円が売られる可能性がある。

 為替が膠着状況の中で日本株が上昇したことで、日本企業の為替変動に対する耐性が強まったことが確認された。これからは、日本株が為替を動かす状況も想定しておく必要があろう。

トランプ11.3迄に議長指名

大統領がアジアとハワイ歴訪に出発する11月3日より前に指名が発表される見通し。
トランプ大統領は既にこれら候補の数人と面談しており、19日にイエレン議長と会う予定。FRB議長に指名された候補は上院の承認が必要。
タカの二人が有力候補との報道もありドル円は粘る展開。特にテイラールールに則れば現在の金利は余りにも低く、ff金利は現行の1.25%から3.25%への引き上げが必要となりドル高要因と見られる。

米債先物は投機部門による大きめのネットロングとなっており、売り込みが有れば大きなインパクトに繋がりそう。ドル円↑の可能性は残されている。
ドル円センチメントはbullを継続するが、個人投資家のオーダーはロングショート五分五分といったところ。18年の利上げに影響しそうなインフレ指標は、低位継続説と底入れ予兆を指摘するエコノミストに割れており、しかし低インフレの世界が継続するとの見込みが主流。

携帯電話料金、もうプラス転換してるのにな?ジャネット。と嫌味を言うのはゼロヘッジ。…まあ本当に色々考えさせられる事の多い時期ですね。

2017年10月17日火曜日

常識的な見方。常識的な見方は最後にしか勝利しない、これは私の経験則。

常識はよく裏切られるものと思った方が良い。ただし、最後に生き残るのは常識だった。これまでそうだったし、恐らくこれからもそうだ。しかし、上手く立ち回るに越したことはない。そして常識の中にも念のためシナリオBをそっと抱えるのだ。

▶️上がり続ける米国株-ハリケーンでも北のミサイルでも何も起こらず(Bloomberg)

クレディ・スイス・グループのマンハッタンオフィスのプライムブローカーデスクでは、今やほとんど電話が鳴らないようだ。ヘッジファンド顧客はトランプ大統領のツイートの嵐についても株式市場についてもテロがあった時に何をすべきかも聞いてこない。8月の北朝鮮のミサイル発射にも反応しなかった。 「2つのロケットが日本の上空を通過しても何も起こらない」と、リスク助言世界責任者の マーク・コナーズ氏が話す。「電話一つなかった。絶対に異常だ」という。




しかし今はこれがウォール街の標準だ。核戦争の脅威であろうがハリケーンであろうが、あるいはロシアの選挙干渉だろうが何一つ、米国株が繰り返し最高値を更新する妨げにはならないようだ。今年のノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラー教授ですら、なぜ株式相場が上がり続けるのか理解できないとブルームバーグテレビジョンとのインタビューで語った。


何が起こっているのか分からないが、今はどちらを見ても毎日がウォール街の言葉で言う「リスクオン」の状態だ。要するに、上昇相場に乗り損ねることへの不安が次の暴落に対する恐怖を上回っている。この結果、高いバリュエーション(株価評価)に対する懸念には根拠があるにもかかわらず、相場がふらつくたびに資金が急いで戻ってくる。



アルファ・セオリーのポートフォリオコンサルティング担当プレジデント、ベンジャミン・ダン氏は「押し目買いの条件反射ができてしまっている。そういう時には買わないといけないような、買わないのは無責任であるかのような空気になっている」と話した。
 S&P500種株価指数は今年、50回近くも最高値を更新。一方、直近の高値からの下げは最大で1日3%未満にとどまっている。

米国決算、まず好調な出足し

MUFGの見方:
米国 良好な景気と企業業績を素直に反映し、目先は株高・長期金利上昇が継続か…

先週も11日にNYダウとS&P500、13日にナスダック総合指数がともに最高値を更新するなど、米国株式は堅調な地合いが続きました。

特に、良好な半導体市況に加え、中長期的な成長期待も高いIT、足元の原油価格や金利の上昇
を背景に好調なエネルギーや金融などが全体をけん引する構図となっています。増益期待の高さも相場の追い風となっています。

先週から7-9月期の主要企業決算発表が始まり、まだ序盤ではありますが、EPSが事前予想を上回った企業の割合が84%と滑り出しは順調です。通年のEPS(前年比)は2017年:+19.6%→2018年:+13.9%と堅調が見込まれています

業種別では、個人消費関連がやや見劣りする印象もありますが、直近9月の小売売上高は前月比+1.6%と力強く(8-9月のハリケーンの影響でブレが大きくなっている点は注意)、雇用改善も続いていることから、安定した内需に支えられ、幅広い業種で業績回復が続く公算は高いとみています。


…好調な決算は結構だが、それでも株価の走りすぎはリスクには違いない。

ポジション

12限コール21,625を利益確定。
残りは11限コール21,000を残すのみ。


駆け足の調整に至るか未だ分からないんだけど、上昇相場で延々一方向というのは無いだろうなと。5分足はボラの高まりを期待させるが、そう簡単には深い調整とはならないだろうと見ながら利食いは千人力。

ダウの月足移動平均解離率は過去の流れでは最高付近。移動平均が株価に追い付くか、株価が移動平均を迎えに行くかは分からないけど。


FRB次期議長選、ウォルシュvsテーラーとの見方

10年債利回り、ドル円の急上昇。



次期FRB議長がウォルシュかテイラーに絞られているのではないか、との見方による。Bloombergは「FRB議長候補としてスタンフォード大学のジョン・テイラー教授はトランプ米大統領の評価が高い」と伝えている。



テイラーは金融危機以来、FRBの政策を何度も批判してきた人物。もっと早期に利上げすべきだったと主張しており、議会証言では、金利判断の指針となる数式など一定の金融政策決定ルールを設定することで得られる利点について持論を展開。



ドル円センチメントはブル。ポジションは極端に偏ってはおらず、未だ混雑した取引にはなっていない模様。



問題はこっちのマーケット。ウォルシュ&テイラーというタカ2人が筆頭議長候補という状況に無関心の株式市場は今日も値飛ばしている。ダウは23,000が目前に迫って来た。

「株は暴落する為に狂い上げるもんだ」チャートが毎度のバブルで教えてくれる。これが意味する所はショートしろ、という訳ではなく、上手く立ち回れ、さもなくば立ち入るな、という事なのだろう。

宮田直彦さん(MUMS)

(底入れか) 4 月 27 日に 127.41%だった TOPIX 騰落レシオ(25 日)は低下傾向(5 月 30 日は 94.23%)。またこの日の日経平均RSI(14 日)は 37.8%へ低下した(5 月中旬には 70%を超えていた)。TOPIX は一時 1731 まで下げ...