宇宙人レベルwの話。冗談です。
宮田直彦さん(MUMS)の本質は、私達がトレードする期間より遥かに長いチャートに重きを置いている事にあります。
短期目線の投資家では“あり得ない”相場の動きを、たまに、ピシャリと当てるのは長期チャートの分析を重視しているからだと思います。元来私も長期投資家なので、長期チャートの重要性はイヤほど理解しているつもりです。
⚫宮田直彦さん(MUMS)
「非報告部門が円買い越し」のインプリケーション
3 月 6 日の日本経済新聞【ポジション】欄に、「投機筋に強まる円先高観 米政権の保護主義警戒 円高・ドル安に拍車も」というコラムが載っていた。その中で、投機筋の動きを「非商業部門」より先取りして映す「非報告部門」が 1 月末には円買い越しに転じており、今後は「投機筋の動向次第では円高・ドル安に拍車がかかる可能性がある」としていた。
コラムが指摘するように「非商業部門」の円買戻しに対する懸念は市場関係者の間に強いが、「非商業部門」の円買いで円高が進むとは言い切れない。むしろ「非商業部門」が円を買い戻す中で大幅に円安が進んだこともある。例えば 13 年末から 15年 4 月末にかけて「非商業部門」の円売りポジションは約 14.4 万枚から約 5,500 枚へ 96%も減らしたが、同じ期間でドル/円は 105 円から 120 円まで上昇した。
なぜこのような円安になったかというと、実需を表す「商業部門」の円売りが「非商業部門」の円買いを大きく上回ったためだ。さらにいえば、16 年後半から 17 年末にかけて「非商業部門」が円売りポジションを大きく積み上げたのに、その割にドル/円は上がらなかった。その背景には「商業部門」による円買いがあった。
「非報告部門」とドル/円の関連で興味深いのは、1 ドル=75 円を付けた 11 年 10 月も、1 ドル=100 円割れとなった 16 年 6 月のときも、「非報告部門」は円買い越しだったということである。つまり「非報告部門」の円買い越しは、ドル/円の重要な底入れを示すサインとみることもできるのだ。
2 月 27 日時点の「非報告部門」の円買い越しは 8075 枚と前週(11,015 枚)に比べて減少している。この先「非報告部門」が売り越しに転じれば、それはドル/円が底打ちしたことを示すシグナルといえそうだ。
日経読んで気付いたと正直な宮田さん。コマーシャル部門と投機部門のポジションの違いを指摘したKAMDAさん。双方の見方に加えて解離した金利差。
私は円安論者。円を取り巻く状況は厳しいけど、それなりに自信を持ってポジション構築。
2018年3月8日木曜日
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