2018年1月21日日曜日

1357(野村ダブルインバ)の性質について

1357でシコっている投資家の声


…いつからホールドしているかは知りませんが、そうやって損失抱えて、頑張って握っているらしい。

・1357が何故減価するのか?
・何故長期投資に向かないのか?
・減価理由は何なのか?
・いくつあるのか?
・費用は?

何にも答えられないけど「そんなはずない!」とホールドする。危ないです。


こちらでは現実を見てみましょう。これは1357の全期間チャート。4年足らずで何と株価は80%マイナス。ビットコイン暴落やリーマンショックのレベルじゃないw


実際、この期間は日経平均が15000→24000へ上昇しただけなのに。何でこんな悲劇になるのか?


※そもそも論
【ボッタクリ1357商法】

<売買手数料>、<申込手数料>及び<換金(解約)手数料>
これは普通

<信託報酬>
類似商品と比較してクソ高い。① 日々の本ETFの純資産総額に年0.864%w(インデックスなのにw)②有価証券の貸付を行なった場合は、日々、その品貸料の43.2%以内の額…

<商標使用料等>
※はあ?日経商標だあ?払うのアホらしw
本ETFの純資産総額に対し、年率0.0648%。

<上場に係る費用>
・新規上場料および追加上場料:新規上場時の純資産総額に対して、および追加上場時の増加額
・年間上場料
・新規上場料  ※全部顧客持ちかよw

<その他の費用>
・ 組入有価証券等の売買の際に発生する売買委託手数料
・ 本ETFに関する租税、監査費用 等
※先物のロールコストなど全て、乗っけられますwロールコスト半端ねえぞ!!!しかも不明瞭会計wお前、何限買ってるんだよ!野村の手口見ると3ヶ月ごとメインだろなw


そして、欠陥商品である1357ダブルインバならではの減価理由。もう後はこの説明を見てください。

https://room5110.com/vix/reason-inverse-decline

皆、分かっちゃいるけど、エグ過ぎるw


類似商品はこうなっていました。
2038原油ブルは4年足らずで90%ダウン。マジか!?


1552VIXは…え?これ???
99%ダウン???www


極端に言うと…1357が毎日1%ずつ指数からアンダーパフォームしたと単純計算しましょう。

0.99を365日ぶん、毎日かけてください。

0.99^365 = 0.0255179645!!!!


そして、追加で更にあり得ない高額の手数料を支払うのですw


野村はこの恐ろしいシステムを小さな文字でこう、優しく説明しています。


日経ダブルインバース指数に内在する性質に関する注意点

日経ダブルインバース指数は、つねに、前営業日に対する当営業日の当インデックスの騰落率が、同期間の日経平均株価の騰落率の「-2倍」(マイナス2倍)となるよう計算されます。

しかしながら、2営業日以上離れた期間における日経ダブルインバース指数の騰落率は、一般に日経平均株価の騰落率の「-2倍」とはならず、計算上、差(ずれ)が不可避に生じます。

2営業日以上離れた期間における日経ダブルインバース指数の騰落率と日経平均株価の騰落率の「-2倍」との差(ずれ)は、当該期間中の日経平均株価の値動きによって変化し、プラスの方向にもマイナスの方向にもどちらにも生じる可能性がありますが、一般に、日経平均株価の値動きが上昇・下降を繰り返した場合に、マイナスの方向に差(ずれ)が生じる可能性が高くなります。

また、一般に、期間が長くなれば長くなる
ほど、その差(ずれ)が大きくなる傾向があります。したがって、本ETFは、一般的に長期間の投資には向かず、比較的短期間の市況の値動きを捉えるための投資に向いている金融商品です。


毎月がリーマンショック!
ソース二度付け禁止ならぬ、塩漬け厳禁!
以上!

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