FOMC四半期経済見通しによれば、FOMCメンバーは、2018年末までの間、今年中に1回、来年中に3回の計4回の追加利上げを平均的に予想している。一方で、現状金融市場が想定している追加利上げは、同期間でおよそ2回に留まっている状況だ。
FRBが追加利上げの判断について引き続き「データ次第」との見解を示す下で、景気・インフレ率などのデータの先行きに対してFRBと市場の見方にかい離があることなどが背景とみられる。今後こうしたかい離が修正されないまま
FRBが追加利上げに踏み切る場合には、米金利を中心とした金融市場全体を大きく動かし得る。今後のFOMCの動向にも引き続き注目してゆきたい。
ゴルディロックスを背景に株式市場はヒートアップ。センチメントも完璧でミシガン大調査に基づくと、12ヶ月後の株価が上昇すると考える投資家は調査以来最高となっている…
総強気市場には、ある程度備えも必要だ。
…なおこのゴルディロックスという言葉。木内さんによると「ゴルディロックス」という言葉が使われる頻度が大きく高まったのは2006年、ピークに達したのは2007年8月の「パリバショック」でサブプライム・ローン問題が本格的に浮上した、そのまさに直前の2007年上期。その際の検索数は31件。
その後、このピークの水準を始めて上回ったのは、2017年前半の52件。さらに件数は加速傾向を示しており、2017年7-9月期の僅か3カ月間で72件に達した。これを半期に換算すると144件となり、足もとで急増している。
グローバル金融危機前の経験に照らせば、「ゴルディロックス」期待が大きく高まる下で、金融市場や経済の楽観論は過大となっている事を知ることが出来る。
2017年10月14日土曜日
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