主要中銀が金融政策の正常化を模索し始めたため、金融相場の色彩は薄れつつあり、業績相場が続くかどうかが重要になる。これから決算発表のシーズンを迎える。市場の関心は「政策」から、個別企業の「成績表」に移ろうが、同時に業績相場の持続性を占うことになる。トムソンロイターが集計するS&P500種のアナリストの業績予想は、2018年第1四半期、同第2四半期ともに日を追うごとに上振れている。前者のEPS予想は4/12現在で前年比+18.4%、後者は同+19.7%と伸びる見込みである。
2018年第1~2四半期の高い伸びが予想されているということは、株式市場は既に今年前半の好業績を織り込んでいると判断され注意が必要な面もある。市場予想に満たない「成績表」は失望売りを誘う可能性があるためである。
ただし、第1四半期の業種別EPSの伸び率の変化を見ても殆どの業種でアナリスト予想が上方修正されている。米国市場は投資環境の変化に
晒され、乱高下を余儀なくされていたが、足もとの流れを捉えた場合、「業績相場」は継続していると考えられる。
2018年4月15日日曜日
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