以前書いた記事、ブラックマンデー2.0に近い内容です。ファンダメンタルズを無視した暴落には、VIXの過度なショート玉の累積が背景に有りました。
VIXをショートするETNが流行し「確実な取引」としてもてはやされ、CFTCには過去最高規模を圧倒的に凌駕するVIXショートが築き上げられました。
今回、実態経済への失望による暴落などでは無く、デリバティブが引き起こした金融市場の表層崩壊であろうと考えられました。
全てのインバース系VIX ETNはVIX先物をショートするものであったため、SPXが急落して、VIX急騰劇に見舞われた時、その壊滅的なポジションを手仕舞いするためには、大量のバイヤーを必要とした。これらの狂ったETNを組成している証券は余りにも甚大な、極端な、282k VIXの先物契約を購入しなければならなかった!結果、VIX自体が50.3に達し、このようなクラッシュを演じた。
しかし、注目すべきは既にVIXのポジションは圧倒的買い越しに転じているという事です。
ーーパニックになった投資家達はVIX買いに一気に殺到した!経済の基調が良好である事を前提として言えば、こんなにハカバカしいことはない!
警報と共に狭い出口に全員が殺到した
しかし、どうやら火事は起きていないらしい
アナタならどうする?
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宮田直彦さん(MUMS)
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