大きく買い越しが出現
シカゴ日経225の大口投機玉はネットで3,589枚の買い越し。買い越し幅は前週と比べ3,492枚拡大した。
1/30から2/6の期間、投機筋は買い玉を増やし、売り玉を減らしている。
割安感の台頭。冷静に買いを入れている。貴重な投資機会かもしれない、少なくとも投げ売りをする場所では無さそう。
シカゴ米10年債利回り、大口投機筋と動き
大口が債券売りを入れると金利は上昇。売り越し幅は既に高水準に至っており、金利の更なる追加上昇については疑問視。
米10年債利回りの大口投機玉はネットで327,540枚の売り越し。売り越し幅は前週と比べ111,940枚拡大した。1/30から2/6の期間、投機筋は買い玉を減らし、売り玉を増やしている。
(参考)ロイター:
市場関係者の見方は以下の通り
●最悪期は去った
<BNPパリバ(ニューヨーク)の株式・デリバティブ戦略部門責任者、アナンド・オムプラカシュ氏>
ボラティリティーと不確実性が払しょくされていないということだ。現時点でのバリュエーションがかなり理に適うとの理由で株式市場に資金を投入しようと考えている機関投資家が存在している。こうした機関投資家はバリュエーションが比較的魅力的となっていることから、参入に最適の時期を推し量ろうとしている。
こうした種類の相場の振れは正常化に時間がかかるが、個人的には最悪期は去ったと考えている。
●ファンダンメンタルズを完全に無視
<コロンビア・スレッドニードル・インベストメンツ(ボストン)のシニアポートフォリオ・マネジャー、アンウィティ・バフグナ氏>
相場が上向き始めた時、特にファンダメンタルズ(基礎的条件)に関するニュースは見当たらなかった。
市場はファンダメンタルズを完全に無視している。ボラティリティーは非常に高くなっており、売りを出すにも買いを入れるにも、さまざまなテクニカルな理由が存在している。日々の動き、さらには時間ごとの動きの観点では興味深いが、長期見通しに影響を与えるものではない。米経済のファンダメンタルズは良好にみえる。
長期的に見れば、単なる一時的な急落に過ぎない。何か注目するに値することを挙げるとすると、成長見通しだけでなく、成長見通しの結果としてのインフレの枠組みにも留意する必要があるとのメッセージを市場が発しているということだ。
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