生産は増加基調、機械受注も4-6月期増加へ
4月鉱工業生産は3ヵ月連続の上昇となる見通しです。4月製造工業予測指数の前月比+3.1%に届かずとも、今年1月の落ち込みから回復し増加基調にあることを示すでしょう(図1左)。
実質輸出が4月に急増したことも生産回復を示唆しています。今年1-3月期の輸出は海外経済の足踏みを背景に増勢鈍化がみられましたが、4月はその間の減少分を取り戻しており、輸出は増加基調を維持しています。1-3月期の生産は前期比減となりましたが、4-6月期は再び増産に戻るとみられます。
3月機械受注(船舶・電力除く民需)は前月比▲3.9%と減少したもの、1-3月期は前期比+3.3%と3四半期連続増加、4-6月期も同+7.1%の見通しであり、設備投資の堅調さを示唆しています。製造業は1-3月期同+2.5%と4四半期連続の増加、4-6月期は同+9.9%と加速。一方、非製造業(船舶・電力除く)は1-3月期同+3.4%、4-6月期は同+3.7%見込みと持ち直しの動きがみられます(図1右)。製造業は機械・設備への更新需要、非製造業は人手不足対応のIT 投資が中心と考えられます。
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宮田直彦さん(MUMS)
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