宮田論
2 月 28 日、日経平均今期予想 EPS は 1689.75 円と過去最高を更新した。この EPS に基づく PER14 倍水準は23,656 円、PER15 倍は25,346 円、16 倍は 27,036 円になった。
今後日経平均は、過去 3 ヵ月間の平均 PER(15 倍)に収れんしていくとみている。ここからみて、日経平均 25,000円処はノーマルな水準といえよう。ちなみに過去 5 年余りのアベノミクス相場の平均 PER は 15.9 倍であり、今後それに収れんしていけば日経平均は 27,000 円に達することになる。
(22,000 円割れの水準では割安感が台頭)
先行3 月 1 日の東京株式市場は引き続き売りとなりそうだ。もっとも、日経平均 22,000 円割れの水準では割安感が台頭しよう。28 日の日経平均 EPS(1689.75 円)に基づくと PER13 倍水準は 21,966 円。仮に 2 月 14 日のPER(12.81 倍)まで下げた場合は 21,645 円である。
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