2018年1月31日水曜日

原油、ターニングポイントか

ここでは各アセットの相関的な動きを切り離して考えます。マーケットは多分、インフレについて1つの勘違いをしているのではないか?という事です。


原油は恐らく、穏やかな下落へ転じるのでは無いかと怪しんでいます。ニューヨーク原油の大口投機玉の推移ですが、過去最高のロングに偏りを見せています。


需給的に逆に振れるリスクがある上に、大口の投機家からは買い玉、売り玉共に資金を引き上げる動きが出現しています。


経済回復、インフレ期待とOPECによる制限は油の投機買いを呼びましたが、実際のところ供給面では、米国の産油量が近く最大輸出国のサウジアラビアと並ぶ日量1000万バレルに達する見込みです。


つまり、原油はベアへ逆戻りしたと仮定すると次はマーケットは何を想像するか、だと思います。

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