4/24のNY市場で、米10年債利回りが4年3ヵ月ぶりに3%台に乗せた 。
ドル円相場は、いったんは金利上昇を評価したドル買いとなり1ドル=109円台へ乗せたが、その後米国株の下落を嫌気したリスク回避の円買いとなり、108円台後半に反落。(現在109円)
今回の動きが2月のような「金利急上昇・株価急落・ボラティリティ急騰」といった混乱につながるか、目先見極めへ。混乱となれば円高、冷静な対応となればドル高の可能性
みずほ証券投資情報部では米長期金利の3%台乗せは米経済を反映した適正な水準とみて
おり、混乱にはつながらないと予想。引き続き米国の緩やかな金利上昇と、本邦長期金利の低位安定が続くとみており、金利差拡大は来年にかけてもドル円を下支えへ
みずほ証券投資情報部では、基本的に今回の下落が2月のような混乱につながるとは考えていない。米国の成長率や物価、政策金利や財政収支などを基にした当部のモデルによれば、グラフの通り現状の長期金利3%は米経済を反映した適正水準。2018年年末には3.4%程度への上昇を見込んでいる。財政に対する
懸念は確かにあるものの、現状程度の金利水準は米国の経済成長と利上げを適切に評価した水準であり、市場も冷静な対応に落ち着いていくだろうとみている。
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