2018年3月5日月曜日

藤戸さんはEPS1,518円で計算

藤戸さん(三菱)

シャープな切り返しを見せていた米株式も反落に転じ、円高の重石を背負う日本株は、日経平均の2/14安値20,950円が一番底か否かを確認する下げを演じている。日経平均の予想EPS(一株当り利益・QUICK)は、3/1時点で1,690円という高水準だが、これはトランプ減税に伴う税効果会計で1兆7,878億円、為替前提110.27円という「水膨れ」の数値である。税効果会計分を控除し、想定為替レートを106円で試算すれば、日経平均の実質的なEPSは約1,518円となる。これに2010年以降の予想PERの下限値13.5倍を掛ければ20,493円が重要なサポートラインになる。

当面は、21,000円接近から買い姿勢を強め、20,500円程度まで買い下がる覚悟で臨みたい。苦闘を繰り返している内に3月の混乱は去り、4月新年度となれば染井吉野も咲くことだろう。

※ここで言いたいのは、藤戸さんの場合は、為替だけでなく減税効果の利益も引いてEPSを修正。減税分を差し引くのが妥当なのかどうかは説明が無いので分かりません。

私が以前ブログに出した計算は為替分しか引いていません。

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