(まもなく 20 週サイクルボトム形成が見込まれる)
2 月 5 日の日経平均は急落。この日の予想 PER は 14.47 倍と 17 年 11 月 15 日(14.45 倍)以来の低水準となった。
外部環境の悪化を受けて、本日も日本株は急落して始まることが見込まれる。日経平均 PER14 倍の水準は21,945 円(2 月 5 日現在)だが、本日はそれを一時的に下回る動きもありそうだ。
PER14 倍割れとなれば 17 年9 月 12 日(13.97 倍、日経平均 19,776 円)以来だが、このときはまさに現行 20 週サイクルが始まった直後であ
り重要な買い場であった。
17 年 4 月 17 日安値(18,224 円)から今年 1 月 23 日高値(24,129 円)までの上昇に対し、38.2%押しは 21,873 円となる。また 17 年 9 月 8 日安値(19,239 円)から今年 1 月高値までの半値押しは 21,684 円。
このようにバリュエーション的にもチャート的にも、22,000 円割れは魅力的な買い場を提供しそうである。
日経平均は 17 年 9 月 8 日からの 20 週サイクルが一巡するタイミング(2 月 2 週までが目安)を迎えており、目先的にも調整は終わるだろう。まもなく新たな 20 週サイクルが始まることが想定され、このサイクルは 7 月頃まで続くだろう。このサイクルの中で日経平均は、1 月 26 日高値(24,129 円)を大きく上回ることになるだろう。
【ダウ工業株平均・S&P500】
(ダウ平均、過去最大の下落)
米株式市場は大幅続落。ダウ平均は 1175 ドル安(4.6%安)となり、過去最大の下げ幅を記録した。取引時間中の下げ幅が 1500 ドルを超す場面もあった。
高値から 5-10%程度の調整が 2 月に向けて起こり得るとしていたが(マンスリー1 月号)。S&P500 は 1 月高値(2872.87)からこの日の安値(2638)まで 8%超下落、目安の 10%に近づいた。
2 月 5 日安値(2638)は週足基準線(2645)付近であり、下げ止まる可能性がある。日柄的にも今回の調整は短期で終息するとみられる。
宮田さんも買いを支持!
2018年2月6日火曜日
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