宮田さん、新年以降も見通しに変更なし
(日経平均バリュエーション試算)
現在のマーケットは、日経平均が上昇しながらバリュエーション面での割高感が台頭しないという、典型的な業績相場となっている。17 年度予想 EPS は、17 年末時点で 1511.616 円となった(PER は 15.06 倍)。
仮に 18 年度、EPS が約 6%増えて 1600 円になれば、日経平均想定レンジ上限(PER17 倍)は 27,200 円、中心(15倍)は 24,000 円、下限(13 倍)20,800 円となる。EPS が 10%増えて1662.78 円(1511.616×1.1)になれば、日経平均は PER17 倍で 28,267 円、15 倍で 24,942円、13 倍で 21,616 円となる。こうみると 18 年の日経平均は、28,000円への挑戦権を持ちながら、何らかのリスクにより下げる場面があるとしても(特に今年の 10-12 月期は安値を付ける期間として注目している)、その下限は 21,000 円辺りと考えてよさそうだ。
(今年 9 月頃にかけて日経平均は 27,000-28,000 円試し、19 年には 3 万円も)
上述したように、旧 TOPIX との関連からみて、今年の日経平均は順当に 24,000-25,000 円へ上昇するだろう。さらに 9 月頃にかけて27,000-28,000 円へ上昇するチャンスがある。
89 年から 08 年までの下落に対し、61.8%戻りは 26,748 円となる。この水準よりやや上には、91 年 3 月高値(27,270 円)がある。27,000 円までは過去の累積売買代金が少ない「需給の真空地帯」であり、そこまでは比較的スムーズに日経平均は上昇する可能性がある。
そして 19 年に日経平均は 3 万円へ上昇しておかしくない。これまで指摘のように、バリュエーション面での割高感は乏しく、「日経平均 3 万円」にバブルは全く必要ない。
2018年1月4日木曜日
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