ちょっとしんどくなってきた宮田理論。理由は日本株の独歩高予想の段階に入ったため。これは歴史が作って来た「ダウ兄論w」との決別を意味してしまう。
日本が独歩とはとても生意気な響きだ。…たが可能性はゼロとは言えなさそう。
日経平均:
12 月 6 日、日経平均は今年最大の下げとなった。この日は一時 22119 円まで下落、11 月 16 日安値(21972 円)に近づいた。25 日 MA を下回ったものの、40 日 MA(22112 円、12 月 6 日時点)のサポートが期待される。この日の騰落レシオは 95.2%と 9 月 8 日(96.5%)以来の低水準となった。
この日の下げの要因のひとつは中国株安だ。上海総合指数は一時、前日比で約 1.5%下げる場面があったが急速に下げ渋り、前日比 0.3%安で引けた。その結果、ローソク足は目先底入れ暗示パターンである、下ヒゲの長い「たくり」となった。
日経平均も徐々に底入れ機運が高まってこよう。12 月 8 日のメジャーSQ を境に、1 ヵ月間のもみ合いが終了し上昇に転じるかが注目される。
NT 倍率(日経平均÷TOPIX)は当面のピークを 12.7 倍(12 月 4 日)に付けた可能性が高い。12 月 6 日には 12.56倍へ低下した。
NT 倍率の低下基調が進むとするならば、相場物色では輸出ハイテク株・値がさ株よりも、内需・金融株が優位となるだろう。
加えて直近ではグロース株に上昇一服感がある一方、バリュー株に底入れの兆しがみられる。グロース株からバリュー株への物色シフトが本格化するか、引き続き注目したい。
米国株:
(S&P500 は高値圏)
S&P500 は 2017 年中に、最大で 2700-2800、ダウ平均は最大で 23000-24000 ドルへ上昇する可能性があるとみていた。12 月 4 日にS&P500 は一時 2665.19、ダウ平均は一時 24534.04 ドルまで上昇、史上最高値を更新し
た。S&P500 は当面の高値圏にあるとみている。
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