2017年10月3日火曜日

強気相場の最後の方

ウォーレンバフェットはこういう言葉を2014年のCNBCで言っていた。 

"'A bull market is like sex. It feels best just before it ends.'"

この言葉の意味する所はマーケットが今、やっているバブルと同じだろう。投資行為を性表現をするところが海外投資家らしくも有りますが。(金で○○○は買える、というバフェット…何となく尊敬には相応しくない形容に思うけれど、まあ良い)

・F&G指数は90を超えた。ブルマーケットを極めているという印象。ここまで来ると反動を恐れる事さえ無駄だと勘違いしてしまいそうだ。

・GDPを見て分かる通り経済成長自体は過去と比較してとてもマイルドなものだ、しかし指標類の一部に強気投資家のモメンタム支持する様なデータが出る。今日のISMがそう。世界PMIと比較しても突出して良い状態にも思える。



・強気のマーケットを見越した投資家は記録的VIXショート。これも反動を想像するととても恐ろしいが、幾分と長い期間その緊張状態が続くと、フェアな思考の投資家は割りを食う。



・SPXの12ヶ月後のPEレシオは21.9にまで上昇しており10年平均の16.8を大きく上回る。税制改革の期待が先取りされている事を示すデータも存在している。期待先行の株価だ。


バブル入りしたらそんなもんだ。裏付けの乏しいまま、どんどん株価上がり熱狂へと変化する。今は熱狂の形成最中だろうが、人々に株への慢心が広がった頃に、…ドボン!歴史はそうやってきた。

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