2018年5月14日月曜日

違う、長短金利差はむしろ、プラスが過ぎる

長短金利差が注目されています。一様にして「景気後退シグナルが近い」というものです。私にはとても違和感があります。そう、長短金利差は逆転するまで、まだ余裕があるし、今度のノロマな金融政策のペースを見ると株の最後の美味しいところ、はこれから…?


▼JA共済研究所

○懸念すべきはFRBが後手に回っている

ー前略ー
以上の通り、長短金利差は縮小しているが、現在の長短金利差の水準は景気後退が心配されるほどのものではない。

長短金利差がなおかなりのプラスであることからすれば、短期金利同様、長期金利もまだ上昇傾向を辿るだろうし、株価もなお上昇傾向が続くとみることもできる。

結論的には、長短金利差が縮小していることに関して言えば、現段階ではさほど懸念する必要はないということになる。


では、何が問題なのか?問題は長短金利差が縮小していることではなく、むしろ、長短金利差の縮小が遅れていることあろう。つまり、FRBが後手に回っている可能性がある点だ。

現在の米国経済が完全雇用状態である点から言えば、現在の長短金利差のプラス幅は明らかに大きすぎる。これは金融政策が景気を過剰に刺激していることを意味する。


バブルを迎える準備は出来ていますか?

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