2018年3月30日金曜日

1ドル=105円、1ユーロ=130円の推移が続くと仮定した場合、やはり増益

三井住友アセマネ市川さん

【日経平均は新年度入り後に緩やかに持ち直し、2019年3月末の水準は23,300円程度を予想】

2018年度の業績予想について、前提となる為替レートは1ドル=110円、1ユーロ=135円です。仮に、為替レートを円高方向に5円修正すると、経常利益の伸び率は前年度比で3%ポイント低下します。したがって、新年度入り後、1ドル=105円、1ユーロ=130円の推移が続くと仮定した場合、経常利益見通しは計算上、前
年度比+5.8%の伸びに鈍化することになりますが、減益に転じることはありません。

4月下旬以降、3月期決算企業の2017年度本決算と2018年度の業績見通しが順次発表されます。注目は2018年度の業績見通しですが、年初からの円高進行を受けて、総じて控えめなものが出てくる可能性があります。業績見通しへの失望が広がれば、株安を招く恐れもあるため、いわゆる「ガイダンスリスク」には一応の警戒は必要です。

ただ、弊社の景気動向と企業業績の見通しに基づけば、日経平均株価は新年度入り後、年度末
に向かって緩やかに持ち直すと思われ、2019年3月末の水準は23,300円程度を予想しています。

★なお、私は円安に振れるのでは無いかと考えています。

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