(今月中に 24,000-24,800 円も)
18 年大発会で東証は大幅高。日経平均は 17 年11 月からの保ち合い相場から一気に上放れ、26 年ぶりに 23,500円台を回復した。
東証 1 部時価総額は初めて 700 兆円の大台超えとなった。日経平均は 16 年 6 月安値(14,864 円)から 17 年 3 月高値(19,668 円)まで4804 円幅上げた。それにフィボナッチ比率の 1.236 を乗じて得られる 5938 円を、17 年 4 月安値(18,224 円)に加算すると、<24,162 円>が導かれる。
日経平均は 17 年 11 月 9 日高値(23,382 円)から 16 日安値(21,972 円)まで 1410 円幅下げた。この下げ幅の倍返しは<24,792 円>である。
これらがチャート分析上の、当面の上値メドである。一方日柄的には、17 年 9 月 8 日の週(日経平均の大幅高が始まった時点)から今週は 18 週目である。日経平均には約 20 週間隔(19-23 週)で安値を付けるサイクルが存在するが、これに基づくと 1 月 3 週から 2 月 2 週の間でいったん調整底を付けるとみられる。
このような観点からいうと、日経平均は 20 週サイクルの安値を付ける前の時点で、つまり今後 2-3 週間以内に 24,000-24,800 円へ上昇しておかしくない。日経平均の保ち合い上放れは始まったばかりだが、このようなときには出遅れた買い手の参入によって、市場価格は急激な上昇となることが多い。
2018年1月5日金曜日
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