昨晩のニューヨーク時間の下落。
段階的減税論で。
段階的減税論で。
【NQNニューヨーク】
30日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が3営業日ぶりに反落し、前週末比85ドル45セント安の2万3348ドル74セント(速報値)で取引を終えた。米ブルームバーグ通信が「下院共和党が法人税減税の段階的な導入を検討している」などと報じた。
法人税率を35%から20%に一気に引き下げた場合の税収の落ち込みが大きすぎるとして、5年かけて下げる案を検討しているという。税制改革の景気刺激効果が弱まることや、審議難航への警戒感が強まった。
金利が低下したこともあって金融株が下落し、法人税減税の恩恵が大きいとみられる内需関連や中小型株にも売りが優勢だった。ダウ平均は106ドル安まで下げ幅を広げる場面があった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小反落し、同2.300ポイント安の6698.963(速報値)で終えた。今週決算を発表するアップルやフェイスブックが業績改善期待などで買われたため、ダウに比べると下げは限定的だった。
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