風向き

勿論ECBは現時点でテーパリングに突入した訳では無い(いいや、既にしているという議論はここでは置いておいて)。少し、匂わせ出したその日から、ユーロの風向きが変わった。

日本は来年の春には黒田総裁の任期切れがやって来る。今は威勢よく言う緩和の永続的な継続が少しでも怪しまれると…最後発の円は悲劇に見舞われそうだ。

後始末の事を考えると希望を持てない。一点の裏技を除いて。

そういう先々の政策の拡張性を考えて、市場は日経平均を割り引いたvariationで評価しているのだろうか。