(底入れか)
4 月 27 日に 127.41%だった TOPIX 騰落レシオ(25 日)は低下傾向(5 月 30 日は 94.23%)。またこの日の日経平均RSI(14 日)は 37.8%へ低下した(5 月中旬には 70%を超えていた)。TOPIX は一時 1731 まで下げ(30 日)、3 月からの上昇幅に対する半値押し(1732)を達成した。底入れ準備が整いつつある。
日経平均は 75 日 MA をサポートに反発、5 月 31 日には小さなマド(22079.23-22,098 円)を空けて上昇した。一時 22,254 円まで上昇し、30 日に空いたマドを埋めた。
本日以降 22079.23 円を維持する限り(マド埋めしない限り)、30 日の日足がマドの下方に取り残される「離島」となる(底入れ暗示のパターン)。
ここから 22318.15 円(5 月 25 日安値)を回復するかに引き続き注目したい。そうなれば調整終了という見方が強化され、以降で 5 月 21 日高値(23,050 円)を更新する展開に発展しやすい。
(海外勢は現物先物合計で 8 週ぶり売り越し、先物は 8 週連続買い越し)
海外投資家は 5 月第 4 週(21-25 日)に現物先物の合計で 1278 億円を売り越した。売り越しは 8 週ぶりで、この週に日経平均はおよそ 480 円下落した。ただ先物は 2125 億円の買い越し(8 週連続)だった。
年初から 3 月第 4 週までに海外投資家が売り越した 6 兆 989 億円の先物に対し 42%が買い戻された。それでも 3-3.5 兆円程度の先物売りが残っているとみられ、買戻し余地は引き続き大きい。
2018年6月2日土曜日
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宮田直彦さん(MUMS)
(底入れか) 4 月 27 日に 127.41%だった TOPIX 騰落レシオ(25 日)は低下傾向(5 月 30 日は 94.23%)。またこの日の日経平均RSI(14 日)は 37.8%へ低下した(5 月中旬には 70%を超えていた)。TOPIX は一時 1731 まで下げ...
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