2018年5月21日月曜日

藤戸さんは弱気の虫

藤戸さんはセルインメイ。論調としては6月頃より弱気の方向へ転じる模様。オッケー👌w
<三菱UFJモルガン・スタンレー証券 投資情報部長 藤戸則弘氏>
海外勢の買い戻しがリバウンドの原動力だが、先物がほとんどであり、現物は乏しい。CTA(商品投資顧問業者)などヘッジファンドによるショートカバーが中心とみられ、年金などロング・オンリーの動きは鈍いようだ。今年2月から3月にかけての円買い/日本株売りが巻き戻されてしまえば、株価の反発も終わってしまう可能性が大きい。

株反発の背景となったのは、北朝鮮をめぐる緊張感の緩和だ。しかし、それもほぼ相場に織り込まれてしまった。6月12日に予定されている米朝首脳会談で、非核化の合意がなされたとしても、市場の関心はその実効性に移るだろう。失望感が広がれば、海外短期筋は、売り姿勢に転換する恐れもある。
海外株に比べて、日本株にはまだ割安感が残っており、下値は叩きにくい。ただ、1─3月期実質国内総生産(GDP)は9四半期ぶりのマイナス。企業業績も2019年3月期経常利益は微増の見通しだ。上値を買っていく材料も乏しい。原油高もこれ以上進めば、エネルギーコスト増が企業収益に重くのしかかる。
日経平均は3月26日をボトムとしたリバウンド軌道に乗っているが、2万3000円を回復し、「八合目」付近まで来たとみている。ここからの戻りはまだあるかもしれないが、イベントが集中する6月半ば以降、下落トレンドに転換する可能性も視野に入れておく必要があるだろう。

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