2018年4月20日金曜日

イールドカーブ・フラットニングが話題です

イールドカーブの平坦化が投資家の話題の的です。連日、逆イールドリスクについて話し合われているのを耳にします。


歴史的に見ると大きな株価の下げの前にイールドカーブの平坦化と逆転が現れています。悲観論者は暴落の予想を的中させるものとして、大きくこれを取り扱っている訳です。 

ところでBloombergにこの様な記事が出ています。


景気後退の前兆、「逆イールドは想定せず」:サンフランシスコ連銀総裁


サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は、当局は漸進的に利上げしており、逆イールドが起きることはないとの認識を示した。総裁は6月にニューヨーク連銀の総裁に就任する。

ウィリアムズ総裁はマドリードで17日、逆イールドは「リセッション(景気後退)の強いシグナル」であり、歴史的に見て「金融当局が引き締めサイクルにあり、市場が景気見通しへの信頼感を失っている時」に発生したと指摘。その上で、今はそのような状況ではないと続けた。
  総裁は「イールドカーブのフラット化はこれまでのところ通常の動きの一部だ。当局が利上げする中で長期金利はやや上昇した。イールドカーブがフラット化するのは全く正常なことだ」と述べた。

利上げペースの若干の加速を市場が織り込む中で、米2年債と10年債の利回り差はここ10年余りで最小となっている。だがウィリアムズ総裁は「逆イールドの兆候はまだ見られない」と述べた。(Bloomberg)


どの様に解釈するかは、投資家次第です。私は、今度のフラット化は無視できると考えていますが、さて?

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