2018年2月23日金曜日

【底値たるテクニカル面の証拠】(宮田論から)

宮田論
⚫2 月 14 日の日経平均予想 PER(12.81 倍)は Brexit(16 年 6 月 24 日)直後以来の低水準

⚫2 月 14 日の日経平均安値(20,950 円)は 200 日 MA 及び 15 年 6 月高値(20,952 円)に到達

⚫2 月 14 日の RSI(14 日)はおよそ 2 年ぶり低水準(25.65)

⚫2 月 14 日の騰落レシオ(25 日、71.81%)は相場の下がり過ぎを示す。前回の騰落レシオ安値は 17 年 4 月 17日に記録した 68.05%、この日から日経平均は上昇第 3 波(インターミディエイト級)入り

⚫2 月 15 日の東証空売り比率 5 日 MA(45.82)は過去最高。なお日次の空売り比率は 2 月 14 日に 46.6 まで上昇後に 41.3 まで低下(19 日)。今後、空売りの買戻しが一層強まる可能性がある。

⚫2 月第 1 週(5~9 日)に個人投資家は日本株を 7458 億円買い越し(現物と信用の合計)。データを遡れる 1982年以降で最大の買い越し額となった

⚫2 月第 1 週に海外投資家は日本株を 6446 億円売り越し、これは約 2 年ぶりの大きさ。ただし買いだけでみると、それは過去最大の買い金額(15 兆 5092 億円)となっていた。ここからみえてくるのは、多くの短期筋が売った一方で、中長期目線の海外投資家は押し目買いで臨んだという可能性である。



梅の花は開いたよ。
桜散る頃には25,000円。

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宮田直彦さん(MUMS)

(底入れか) 4 月 27 日に 127.41%だった TOPIX 騰落レシオ(25 日)は低下傾向(5 月 30 日は 94.23%)。またこの日の日経平均RSI(14 日)は 37.8%へ低下した(5 月中旬には 70%を超えていた)。TOPIX は一時 1731 まで下げ...